シンスプリントの原因と症状|すねの内側が痛む本当の理由について

シンスプリントの原因と症状について

シンスプリントは、ランニングやジャンプ動作を繰り返すスポーツに多く見られる代表的な慢性障害の一つです。

正式には「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれ、特に成長期の中高生や、運動習慣を急に再開した大人にも多く発症します。

「最初は我慢できる痛みだったのに、いつの間にか走れなくなった」というケースが非常に多く、放置によって疲労骨折へ移行する危険性もあるため、早期理解と適切な対応が重要です。

そこで、シンスプリントの発生メカニズム、主な原因、症状、そして種類までを医学的視点も含めて詳しく解説していきます。

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シンスプリントとは何か

そもそもシンスプリントとは何か?というところから解説します。

シンスプリントとは、すねの骨である脛骨の内側に繰り返し牽引ストレスが加わることで、骨の表面を覆う骨膜に炎症が起こる状態を指します。

主に影響を与える筋肉は次の通りです。

  • 後脛骨筋
  • ヒラメ筋
  • 長趾屈筋

これらの筋肉は、走る・跳ぶ・着地する動作のたびに脛骨を強く引っ張っており、負担が限界を超えることで炎症が起こります。

後脛骨筋が主要因

特にメインの筋肉は、後脛骨筋というスネの裏側に付いている筋肉です。
足首の動きにも連動しているため、ランニングの反復動作などが起因していることが多いです。

シンスプリントが起こる主な原因

01.オーバーユース(使いすぎ)

もっとも多い原因が、短期間での運動量の急増です。

  • 大会前の走り込み
  • 急なポジション変更
  • フォームが未完成なままの反復練習
  • 休養日がほとんどない練習スケジュール

骨や筋肉が回復する時間が確保されないことで、炎症が蓄積していきます。

02.柔軟性不足と筋力バランスの乱れ

ふくらはぎや足首の柔軟性が低下していると、衝撃をうまく吸収できず、すねへの負担が増大します。

  • 足関節が硬い
  • ふくらはぎが張りやすい
  • 体幹が弱く着地が不安定
  • 内側重心になりやすい

こうした身体的特徴が、シンスプリントの温床となります。

03.成長期特有の骨と筋肉のアンバランス

成長期は骨の成長が先行し、筋肉や腱の柔軟性が追いつきません。

その結果、筋肉による骨への牽引力が過剰になり、骨膜炎を起こしやすくなります。
そこに運動量の増加などアンバランスな時期が重なることがきっかけでシンスプリントは中長期的な症状として中高生の悩みになることも珍しくありません。

04.シューズや練習環境の影響

  • クッション性の低いシューズ
  • すり減った靴の使用
  • 硬いアスファルトでの長時間走行
  • 傾いたグラウンドでの反復練習

これらの環境要因も、脛骨へのストレスを大きく増幅させます。運動環境が良くなければ、当然身体への負荷が強くなります。

反復動作×過度な不可はシンスプリント発症の大きな割合を占めています。

シンスプリントの代表的な症状

初期症状

  • 運動後にすねの内側がうずく
  • 押すとズーンとした痛みがある
  • 走り始めが特に痛い
  • 準備運動後は一時的に楽になる

この段階で対応できれば、比較的早期に回復が見込めます。

この初期段階では、違和感から痛みに移行していくフェーズなので適切な処置(施術や運動時のテーピングなど)を早期に行えれば、悪化を防ぐこともできます。

進行時の症状

  • 安静時にも鈍い痛みが残る
  • 走れないほどの痛みになる
  • すねの内側が広範囲に痛む
  • 腫れや熱感を感じることもある

このレベルまで進行すると、シンスプリントから疲労骨折へ移行する危険性が高まります。

これらの状態のときには、すねに沿った圧痛が強く出ます。筋肉の痛みだけでなく、骨膜の肥厚なども出てくる可能性もあり、運動の継続は困難になってきます。

シンスプリントの種類

シンスプリントには、疾走型と跳躍型がありますので、簡易的に表にまとめました。

スクロールできます
項目疾走型シンスプリント跳躍型シンスプリント
発生
メカニズム
地面からの衝撃の反復による脛骨への縦方向ストレス筋肉の牽引力の反復による骨膜への横方向ストレス
主な原因動作ダッシュ、長距離走、インターバル走ジャンプ、着地、切り返し動作
痛みの部位脛骨の内側下方(特に下1/3)脛骨の内側上方〜中央部
関与する主な筋ヒラメ筋、足部衝撃吸収筋群後脛骨筋、長趾屈筋、腓腹筋
骨への負荷方向縦方向(上下衝撃)横方向(筋の牽引ストレス)
発症しやすい
競技
陸上長距離、サッカー、野球バスケットボール、バレーボール、体操
発症しやすい
タイプ
走行距離が急増した選手、初心者ランナージャンプ回数が多い競技者、成長期の学生
痛みの特徴走り始めに痛み、継続で悪化ジャンプ動作時に鋭い痛み
疲労骨折への
移行リスク
中程度高い
再発リスク高い非常に高い

シンスプリントを放置するとどうなるのか

シンスプリントを放置すると、次のようなリスクが高まります。

  • 疲労骨折への進行
  • 運動継続が困難になる
  • フォームが崩れて別の部位を痛める
  • 長期離脱による競技力低下
  • 再発を繰り返す慢性障害になる

「最初は軽い痛みだった」というケースほど、重症化するまで我慢してしまう傾向があります。

シンスプリントは「すね」だけの問題ではない

実はシンスプリントは、すねの筋肉だけでなく、その他からも影響を受けています。

  • 足首の可動域
  • 足底部の状態(足底腱膜炎)
  • 股関節の柔軟性(腸腰筋)
  • 体幹の安定性
  • 着地時の衝撃処理能力

といった全身の運動連鎖の乱れが複雑に関与して発症します。単に痛い部分だけを見るのではなく、身体全体の使い方を評価することが再発防止において非常に重要です。

まとめ|シンスプリントは早期の処置が重要

シンスプリントは、使いすぎによって起こる骨膜の炎症ですが、放置すれば疲労骨折へ進行する「危険信号」とも言える障害です。

  • すねの痛みを軽く見ない
  • 違和感の段階で対応する
  • 練習量と回復のバランスを見直す
  • 身体の使い方を根本から見直す

これらが、安全に部活やスポーツを続けるうえで欠かせない考え方です。

すねの痛みが続いている方、シンスプリントが疑われる症状がある場合には、春日部市にあるひなた接骨院・鍼灸院へ一度ご相談ください。

当院では、エコー検査なども踏まえて適切な判断と処置を行っております。運動前のテーピングサポート対応も可能ですので、我慢せずに気軽にご相談ください。

ひなた接骨院・鍼灸院は
ケガの処置からリハビリまで
総合的なサポートを行っています!

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FLOW
施術の流れ

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施術の流れ

01.受付

受付にて、問診表をお渡しします。当てはまる箇所やケガの状態について自由にご記入ください。

02.カウンセリング

ご記入いただいた内容をもとに、丁寧にカウンセリングをしていきます。不安に思っていることなどをお話しください。

03.検査

お身体の状態や症状の原因を見つけ出すための、検査を行っていきます。エコー検査も当院では行なっています。

04.説明

カウンセリングと検査をもとに、現在の状態を詳しく説明させていただきます。ケガの経過や施術プランをご提案します。

05.施術と評価

状態に合わせた施術と施術後の評価を必ず行なっていきます。当院はリハビリまで行い、総合的な改善を目指します。

06.お大事に!

施術が終わりましたら、終了です。窓口・Webにて次回のご予約が可能です。回数券の販売は行っておりません。

お問い合わせ


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