








シンスプリントは、ランニングやジャンプ動作を繰り返すスポーツに多く見られる代表的な慢性障害の一つです。
正式には「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれ、特に成長期の中高生や、運動習慣を急に再開した大人にも多く発症します。
「最初は我慢できる痛みだったのに、いつの間にか走れなくなった」というケースが非常に多く、放置によって疲労骨折へ移行する危険性もあるため、早期理解と適切な対応が重要です。
そこで、シンスプリントの発生メカニズム、主な原因、症状、そして種類までを医学的視点も含めて詳しく解説していきます。
そもそもシンスプリントとは何か?というところから解説します。
シンスプリントとは、すねの骨である脛骨の内側に繰り返し牽引ストレスが加わることで、骨の表面を覆う骨膜に炎症が起こる状態を指します。
主に影響を与える筋肉は次の通りです。
これらの筋肉は、走る・跳ぶ・着地する動作のたびに脛骨を強く引っ張っており、負担が限界を超えることで炎症が起こります。
後脛骨筋が主要因
特にメインの筋肉は、後脛骨筋というスネの裏側に付いている筋肉です。
足首の動きにも連動しているため、ランニングの反復動作などが起因していることが多いです。

もっとも多い原因が、短期間での運動量の急増です。
骨や筋肉が回復する時間が確保されないことで、炎症が蓄積していきます。
ふくらはぎや足首の柔軟性が低下していると、衝撃をうまく吸収できず、すねへの負担が増大します。
こうした身体的特徴が、シンスプリントの温床となります。
成長期は骨の成長が先行し、筋肉や腱の柔軟性が追いつきません。
その結果、筋肉による骨への牽引力が過剰になり、骨膜炎を起こしやすくなります。
そこに運動量の増加などアンバランスな時期が重なることがきっかけでシンスプリントは中長期的な症状として中高生の悩みになることも珍しくありません。
これらの環境要因も、脛骨へのストレスを大きく増幅させます。運動環境が良くなければ、当然身体への負荷が強くなります。
反復動作×過度な不可はシンスプリント発症の大きな割合を占めています。

この段階で対応できれば、比較的早期に回復が見込めます。
この初期段階では、違和感から痛みに移行していくフェーズなので適切な処置(施術や運動時のテーピングなど)を早期に行えれば、悪化を防ぐこともできます。
このレベルまで進行すると、シンスプリントから疲労骨折へ移行する危険性が高まります。
これらの状態のときには、すねに沿った圧痛が強く出ます。筋肉の痛みだけでなく、骨膜の肥厚なども出てくる可能性もあり、運動の継続は困難になってきます。
シンスプリントには、疾走型と跳躍型がありますので、簡易的に表にまとめました。
| 項目 | 疾走型シンスプリント | 跳躍型シンスプリント |
|---|---|---|
| 発生 メカニズム | 地面からの衝撃の反復による脛骨への縦方向ストレス | 筋肉の牽引力の反復による骨膜への横方向ストレス |
| 主な原因動作 | ダッシュ、長距離走、インターバル走 | ジャンプ、着地、切り返し動作 |
| 痛みの部位 | 脛骨の内側下方(特に下1/3) | 脛骨の内側上方〜中央部 |
| 関与する主な筋 | ヒラメ筋、足部衝撃吸収筋群 | 後脛骨筋、長趾屈筋、腓腹筋 |
| 骨への負荷方向 | 縦方向(上下衝撃) | 横方向(筋の牽引ストレス) |
| 発症しやすい 競技 | 陸上長距離、サッカー、野球 | バスケットボール、バレーボール、体操 |
| 発症しやすい タイプ | 走行距離が急増した選手、初心者ランナー | ジャンプ回数が多い競技者、成長期の学生 |
| 痛みの特徴 | 走り始めに痛み、継続で悪化 | ジャンプ動作時に鋭い痛み |
| 疲労骨折への 移行リスク | 中程度 | 高い |
| 再発リスク | 高い | 非常に高い |
シンスプリントを放置すると、次のようなリスクが高まります。
「最初は軽い痛みだった」というケースほど、重症化するまで我慢してしまう傾向があります。

実はシンスプリントは、すねの筋肉だけでなく、その他からも影響を受けています。
といった全身の運動連鎖の乱れが複雑に関与して発症します。単に痛い部分だけを見るのではなく、身体全体の使い方を評価することが再発防止において非常に重要です。
シンスプリントは、使いすぎによって起こる骨膜の炎症ですが、放置すれば疲労骨折へ進行する「危険信号」とも言える障害です。
これらが、安全に部活やスポーツを続けるうえで欠かせない考え方です。
すねの痛みが続いている方、シンスプリントが疑われる症状がある場合には、春日部市にあるひなた接骨院・鍼灸院へ一度ご相談ください。
当院では、エコー検査なども踏まえて適切な判断と処置を行っております。運動前のテーピングサポート対応も可能ですので、我慢せずに気軽にご相談ください。

受付にて、問診表をお渡しします。当てはまる箇所やケガの状態について自由にご記入ください。

ご記入いただいた内容をもとに、丁寧にカウンセリングをしていきます。不安に思っていることなどをお話しください。

お身体の状態や症状の原因を見つけ出すための、検査を行っていきます。エコー検査も当院では行なっています。

カウンセリングと検査をもとに、現在の状態を詳しく説明させていただきます。ケガの経過や施術プランをご提案します。

状態に合わせた施術と施術後の評価を必ず行なっていきます。当院はリハビリまで行い、総合的な改善を目指します。

施術が終わりましたら、終了です。窓口・Webにて次回のご予約が可能です。回数券の販売は行っておりません。